主婦は、夫の稼ぎで生活費と貯金まで補わなければいけませんせん。子供の将来や老後まで考慮すると、なかなか自分の洋服にまで気が回らない人も多いものです。
気が付くと数年前のよれよれの洋服ばかりタンスに入っているという人も多いでしょう。しかし、主婦だって新しい服を着てお洒落を楽しみたいですよね。
そんなときは上手に買い物をすることが重要となります。洋服は賢く着用することで、節約しながら楽しむことができるのです。
そこで今回は主婦が洋服代を節約する方法を紹介します。節約をしながら、ファッションを楽しめる方法なのでぜひ参考にしてみてください。
【主婦】洋服代を節約する7つの方法とは?
目次
低価格でお洒落を楽しむ
女性にとって洋服とは、買うという行為も含めて楽しむものですよね。しかし当然買い物をすれば出費が増えてしまい、節約することはできません。
そこで、いかに低価格で楽しくお洒落な買い物ができるか・・が節約ポイントとなります。そして自分のお金が自由だった頃とは異なるという意識を高めてください。
低価格ポイント①トレンドを安く揃える
トレンドは、毎年変わるファッションの流行です。ほとんどの雑誌やお店で同じようなファッションを見かけるようになるでしょう。
『お洒落=流行』ではないですが、やはり今時のトレンドは欲しくなりますよね。しかしトレンドは次の年には、古くて時代遅れで着られなくなってしまうものです。
そこで高いお金を出さずに、トレンドは可能な限り安く買うと決めておきましょう。そしてワンシーズンは一軍選手として着用頻度を高くして、衣替え時に捨てる心意気でいると良いです。
『小花柄』『チェック柄』『ミモレ丈』など、季節が変わるとトレンドも変化します。そして同じものが流行るには、数十年の周期があるのです。
トレンドを楽しみたいという主婦は、必ず安いお店でワンシーズン用と割り切って購入しましょう。
低価格ポイント②百貨店と相違ないものを選ぶ
白シャツを購入しようと考えたとき、1,000円のものと10,000円のものは何が違うかわかりますか?
一桁違うシャツですが、実はシャツそのものに特別大きな違いがあるわけではありません。
もちろん、日本製で、きめ細やかな裁縫がされていることはあります。生地の質が異なり、見た目や肌触りに違いを感じることもあるでしょう。
しかし他にもブランド価値・立地・人件費など、洋服以外にも付加されているものがあります。無名ブランドがネット販売をすれば、質を落とさずにコストが抑えられるということです。
百貨店で10,000円する白シャツも、質を落とさずに1,000円で売っていることもあります。そこが狙い目というわけです。
『洋服のブランド』『買った場所』というのは自己満足でしかありません。それならば同じものを探して安く手に入れたほうが断然お得です。
低価格ポイント③ファストファッションがマスト
主婦が洋服に抱く願望とは、それなりに良いものを便利に楽しく購入することです。これらを満たそうとすると、つい毎月洋服代にお金を使いすぎてしまいます。
そこで『安く』を加えることのできるファストファッションを賢く利用しましょう。ファストファッションとは、流行の最先端を低価格で購入することができます。
仕組みとしては大量生産をして短いサイクルで販売することでコストを抑えるのです。つまり洋服の質ではなく、販売方法で低価格を実現させています。
- ユニクロ
- GU
- しまむら
- ZARA
これらはとくに主婦層にも人気のあるファストファッションです。インスタやWEARなどのアプリには、ファストファッションでのコーディネートが多数掲載されています。
『全身〇〇1万円コーデ』などと安さとお洒落を提供してくれる人も多いです。ぜひ参考にしてファッションを節約しつつ楽しんでください。
高額でも質が良いものを買う
節約といえば、いかに低価格で購入するかを考えますよね。安く購入できるとそれだけで、得して節約したような気になれるのです。
しかし安く購入することが、必ずしも節約の成功になるわけではありません。大切なのは、長い目で見たときにプラスとなっていることです。
1,000円のシャツもワンシーズンで買い替えていると、3年で12,000円となります。これなら10,000円のシャツを5年着続ける方が良いでしょう。
高額でも、生地がしっかりしていて長持ちするものを選んでください。大切に長く着ることが節約につながります。
高額ポイント①流行よりも定番
高額な洋服を買うときには、『5年間着られるもの』を意識してください。そのときの流行ではなく、変わらない定番のものです。
色柄のないベーシックなものは着回しがききます。無地で黒やベージュなどの飽きないものは、少し高いものを百貨店で購入しましょう。
高額ポイント②メンテナンスが重要
価格の高いものは、生地や縫製もしっかりしています。しかし正しくメンテナンスをしなければ、良い服も安価に見えてしまうものです。
必ず各洋服の洗濯表示を確認しましょう。なんでも洗濯機で回してしまうと、洋服が傷んでしまいます。手洗いをしたりネットに入れるなど、適切に洗うことが大切です。
またシーズンが終わったら、クリーニングに出すなどして着用しない期間の保管も丁寧にしてください。良いものを長く着るためにメンテナンスは大切です。
高額ポイント③年齢相応の洋服を選ぶ
高額な洋服を買うときには、自分の年齢相応のものを選びましょう。これも5年先を見据えることが基準となります。
たとえば30歳でスカートを買う場合、35歳になっても着用できることを意識してください。そうなるとベーシックで丈も長めのものにするはずです。
今欲しいものを直感で購入してしまうと、翌年には着用できなくなってしまうこともあります。年齢相応のものを見据えてくださいね。
手に入れる方法を工夫する
洋服を手に入れる方法は、一つではありません。今はさまざまな方法で洋服を安く便利に、そして賢く手に入れる方法があるのです。
今多くの主婦が利用している方法を2つ紹介します。お店やネットで新品の洋服を購入するという概念を一度捨ててみてください。
①リサイクルで購入する
洋服は一度でも人の手に渡ると価値が下がります。もっといえばタグがないだけでも、価値が下がってしまうのです。
このような状態が良い中古品を探して購入しましょう。目で確かめたい場合には、リサイクルショップに行くと良いです。
もっと簡単に買いたい場合には、ネットでも購入することができます。
- ヤフオク
- メルカリ
などは、主婦たちも多く出品しているサイトです。ブランド服も100円~手に入れることができるので、ぜひ掘り出し物を見つけてみましょう。
②サブスプリクションを利用する
今流行りのサブスプリクションというサービスをご存知でしょうか。サブスプリクションとは、定額利用サービスのことです。
携帯電話やウォーターサーバーは、サブスプリクションの先駆けともいえます。それが今は洋服も買うから借りる時代になっているのです。
たとえば月に定額5,000~6,000円支払うと、毎月トレンドの洋服が数着送られてきます。季節や流行りや年齢に合った服を買わずに着用できるのです。
- メチャカリ
- エアークローゼット
この二つは今利用者数の多いサービスとなります。所有しなくてもよいので、メンテナンスの必要もありません。
余計な支出を減らすためにも、定額制で安く借りてお洒落を楽しんでみてください。洋服代のコスト削減に役立つでしょう。簡単に紹介します。
メチャカリ

月額5,800円からファッションアイテムを選んで借りられるサービスになります。新品同様の服が届き、同じ商品を60日以上連続で借りると、そのままもらえます。
他のサービスに比べて少し値段が安いこともあり、10代後半から30代女性に人気になっています。女性だけでなく、男性物もあります。
エアークローゼット

エアークローゼットは会員数16万人突破の日本最大級のファッションレンタルサービスです。月額6,800円からコーデをレンタルできます。
パーソナルスタイリングといって、スタイリストが一人一人にあった服を選んでくれます。基本情報と好みを入力するだけに家にプロのコーデが届くのです。
20代後半から40代女性に人気で、コンサバ系のファッションアイテムが届きます。選ばずに家に届くので忙しい主婦にも人気のサービスです。
返金保証付きなので、ぜひ利用してみてくださいね。
家にある洋服を把握する
あなたは家にある自分の洋服を把握しているでしょうか。把握している人としていない人では、洋服代にかかる費用に大きな差が出てきます。
メリット:類似品の購入を防ぐ
お店で洋服を見ていると、なぜか素敵に見えて購入意欲がわきます。しかし家に帰ってくると、同じような洋服を持っていることも多いですよね。
好きな洋服のテイストには偏りがあるので、『欲しい』と感じるものはすでに持っていることが多くあります。クローゼットの中が同じような洋服ばかりでは無駄です。
そこで購入前に家にある洋服を頭の中で並べることで、類似品の購入を防ぐことができます。これだけでも買うという行為をとどめることができるでしょう。
方法①:色柄に分別する
部屋のクローゼットやタンスは、インナー・トップス・ボトムスとアイテムごとに分けているでしょう。そこでさらに色・柄・シーンでも分別してみてください。
トップスの中でも白・黒・青などと色分けします。さらに白の中でも、無地・ボーダーと柄分けします。一目でわかるようにしておくことが大切です。
そうすると白ボーダーばかり持っていたという偏りに気づけます。類似品の無駄買いも防ぐことができるでしょう。
方法②:容量外の購入をしない
クローゼットやタンスには、容量があります。洋服の量に収納を合わせるのではなく、収納に洋服の量を合わせるようにしましょう。
今あなたの収納には、どれほどの洋服が入っているでしょうか。パンパンで入りきらないものがあれば、思い切って断捨離してください。
洋服の容量に限度をつくっておくことで、無駄な購入を防ぐことができます。収納が溢れているのは、洋服が足りているという証拠だと認識しましょう。
その場で買わずに頭を冷やす
女性はかわいいものやお洒落なものを見るとテンションが上がります。アドレナリンも出てきて、物欲や購入意欲も高まるでしょう。
しかし頭が熱くなっているときには、財布のひもが緩くなります。必要ないものまで購入して、無駄遣いをしてしまうのです。
そこで『欲しい』と感じたら、一度写真を撮って帰りましょう。ネットであれば、スクショして保存しておいてください。
そして一週間たっても忘れられないくらい欲しいものであれば、購入しましょう。たいていの物は頭が冷えると欲しいと感じなくなるものです。
洋服の失敗をなくす
洋服の失敗は、何よりも無駄な出費です。購入したものを一度も着ないのですから、お金を落としたようなものでしょう。この失敗をなくすだけでも節約につながります。
試着は必須
素敵と思って購入した洋服が家で着てみると似合わないというのはよくあることです。目でみた印象と実際に着た印象は変わります。
まずサイズ感については、同じS/M/Lでもブランドによって異なります。サイズ買いをせずに、都度試着をする必要があるでしょう。
また店員さんが着ていて似合っている洋服でも、自分が似合うわけではありません。顔の雰囲気やスタイルは人それぞれです。
洋服の失敗を防ぐためには面倒でも試着をしましょう。そして出来れば試着室から出て動きながら自分を見てみてください。そして似合う洋服のみ購入すると良いです。
本当に必要か考える
洋服がほしくなる時期は、人間の心理的に二つのことがあります。一つは季節の変わり目です。夏から秋に移るとき、秋物の新作がほしくなりますよね。
もう一つは、イベントが控えているときです。ママ会や旅行や参観日など予定があると、新しい洋服を着ていきたくなります。
そんなとき買い物に行くと、つい〇〇用にと無駄に洋服を買い込んでしまうのです。楽しみなイベントを想像すると物欲もわきます。
しかし、いざイベント当日になると、いつもの洋服を着用することも多いですよね。イベント用に冒険した洋服は着る機会が少ないでしょう。
そこで洋服がほしくなるときには、本当に必要なのか考えてください。コートの新作が出ればほしくなりますが、クローゼットにも去年のコートがあるはずです。
欲しいと感じたときには、必要性まで考慮したうえで購入しましょう。これで洋服の失敗は減っていくものです。
最終的には返品もしくは売る
家に帰って洋服を着てみたら大失敗というのはよくあることです。試着をしても家に帰ると違うと感じてしまうこともあります。
そんなときのために、家に帰宅したらタグを取らずに試着しましょう。そして失敗だと感じたら、すぐに返品・返金対応をしてもらってください。
レシートがあり、新品の状態で7日以内に店舗に持っていけば可能でしょう。ただセール品などで除外の場合もあるので、確認してみてください。
そうしても返品ができない場合には、タグ付き商品として売りに出すと高く落札されます。タンスの肥やしにせずに、すぐに手放した方が損にならないです。
月の洋服代を固定しておく
どうしても洋服を無駄買いしてしまう主婦の人は、洋服代も固定費用にしておきましょう。そうすればストレスなく購入が可能です。
たとえば月5,000円まで洋服にお金をかけると固定しておきます。もし使わなかったときは翌月に繰り越していけば、翌月は10,000円洋服が買える仕組みです。
冬のコートは高いので繰り越していけば、良いものを1点買うことはできます。もしくは中古品で探すこともできるでしょう。
人は上限がないと購入が癖になります。上限を設けて、その中でやりくりすることを習慣にすれば、無駄な買い物をやめることができるのです。
主婦でも節約しながらオシャレを楽しめる!
洋服は消費するものでも腐るものでもありません。極端な話をすれば、購入しなくても手持ちの洋服だけで生きていくことはできるでしょう。
しかし主婦だって洋服は欲しいですよね。トレンドのお洒落をして、いつまでもファッションを楽しみたいと考えるのは当然のことでしょう。
だからこそ賢く節約しながら、洋服を楽しむことが大切なのです。お金をかければお洒落になるわけではありません。限られたお金でも上手に買い物をしてみてください。
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