断捨離をすると、必要のない服がたくさん出てきます。基本的に断捨離の処分品は捨てるものですが、捨てるには早いような服もあるでしょう。
そうなると『もったいない』という気持ちから、着ないのに捨てずに残してしまいます。しかし着ないのであれば、持っていても無駄な物ですよね。
断捨離をするときは、服に合わせて適切な処分の方法を考えましょう。そうすれば、もったいないどころか得をすることもあるのです。
そこで今回は、断捨離で不要になった服の処分方法を紹介します。ぜひ参考にして、スムーズな断捨離と処分を進めていきましょう。
断捨離!服を処分する方法とは?
断捨離における処分品の判断基準
断捨離とは、自分が持っている服を『残す』『捨てる』で仕分けていきます。ただ『残す』『捨てる』という二択にしてしまうと、どうしても躊躇してしまう服もあるでしょう。
そこで『着る』『着ない』で仕分けするのがおすすめです。自分が今後着るかというシンプルな考え方で仕分けをすれば、余計な服への執着もなくなります。
それでも断捨離の処分品の判断か難しい場合の基準をいくつか紹介します。処分品は無理に出す必要はありません。基準に達しない服だけを処分するようにしてください。
基準①まずは『1年』を目安とする
一番わかりやすい基準としては、1年以内に着たかどうかです。つまり前のシーズンに着用したかを思い出せばわかりやすいでしょう。
『この春服は去年の春に着たか?』
『このコートは去年の冬に着たか?』
すべての服に対して1年という期間内に着用したのか考えてください。そして着ているものは残す、着ていないものは処分というように仕分けてみましょう。
気分に左右されない明確な基準なので、どんなときでも同じ判断ができます。断捨離は1年を共通ルールとして進めてみてください。
基準②『いつか』はこない
断捨離をしていてなかなか判断できないのが『いつか』という想定ができる服です。1年以内に着ていないけれど、いつか着るタイミングがくるかもしれないと思うと処分できないのです。
『いつか痩せたらはけるかもしれない』
『いつかまた流行ることがあるかもしれない』
『いつか似合うときがくるかもしれない』
そう思って保留にして、つい残してしまいます。しかし『いつか』はこないものと考えましょう。実際にいつかで出番がくることは、ほぼありません。
理想と現実は異なります。いくら自分の中で理想や希望を服に込めていても、断捨離をしているときには今と現実だけを見るようにすると良いです。
基準③サイズの合わない服
服を着るのは、おしゃれをしたいからですよね。おしゃれとは、トレンドの服や高級な服を着ることではありません。自分に合った服を着こなすことです。
そこで一番やってはいけないのが、サイズの合わない服を着ることでしょう。大きすぎても小さすぎてもダサい印象になります。
どんなに服自体が素敵であっても、サイズが合っていないだけでダサいのです。断捨離をしていて今の自分の体型に合わないものは、処分していきましょう。
先程同様に、『いつか』体型が変化することは考えてはいけません。今の自分に合っている服だけを残すようにしてください。
基準④劣化している服
明らかに服として機能していない服は、考えるまでもなく処分していきましょう。機能していない服とは、劣化が見た目や状態に出ているものです。
- 虫食いによる穴
- 糸のほつれ
- 毛玉
- 汗じみや黄ばみ
- 汚れ
このような劣化状態の服は、着てもみすぼらしい印象しかありません。服は自分を表現する一つのアイテムです。それがボロボロなのは悲しいですよね。
お気に入りで着用頻度の高い服は、とくに劣化するのも早いです。いくら好きな服であっても劣化状態の場合は処分の方へ仕分けをしましょう。
基準⑤『うーん』と首を傾げたら不要
基準通りに仕分けていても『うーん』と首を傾げる服もあります。1年以内に着たか記憶が曖昧で、今後の着用もしないとも言い切れないような服です。
もし首を傾げるのであれば、その時点で大抵は不要な服です。ただ思い入れがあったり、高かったので引きずる気持ちがあるのでしょう。
そこで悩んだものは捨てると徹底してしまったほうが良いです。悩まずに残せる服だけを手元に置いておくのが正解でしょう。
処分服をまずは3つに分別
断捨離で『着る』『着ない』に仕分けをしたうち、着る服は収納に戻してください。とりあえず整理整頓するのではなく、戻すだけでも良いです。
そして着ない服は処分品となります。この処分品をどうしていくのかが悩むところです。処分品だからといって捨てるだけが選択ではありません。
処分にもいくつかの方法があるのです。まずは処分品の中でも3つのカテゴリーに分けていきます。そこから具体的に処分方法をお伝えしていきます。
①服として機能していない
まずは服として機能していない服です。これは誰が見ても服として役割を果たせないような状態のものをいいます。
- クリーニングでも落ちない汚れやシミ
- 修復できないような穴や破れ
- 消えない黄ばみや汗じみ
- 何十年も昔に購入したもの
このような服は、『服』としてはもう何も使い道がありません。そのため捨てることを目的とした処分をするカテゴリーにしてください。
②自分は着ないけど価値がある
断捨離で一番『もったいない』と感じる服です。服の状態が良いものである、価値があると感じられる服もありますよね。
ただ色柄やサイズが合わず『自分は着ない』ものです。価値が高い服というのは、需要のある服のことをいいます。
今この状態でお店に出ていても、人が魅力を感じるかどうかです。そしてお金を出してまで、手に入れたい服なのかを客観的に見てみましょう。
- 今期
- ブランド
- ほぼ着用せずダメージがない
この3つは、価値が高い服のポイントです。当てはまるものは、もったいない不要服として仕分けをしてください。
③価値はないけど着用可能
ここまで紹介した①と②の中間の状態である服のカテゴリーとなります。服として機能しているので、捨てるは早いと感じるものです。
しかし服としての価値が低く、お金を出してまで購入するものではない服だといえるでしょう。消去法で①でも②でもないと感じたら、③に流すと良いです。
- トレンド感はあるが着用感もある
- ブランド服だけど毛玉などがある
- ほぼ新品だけど5年前のもの
着用に問題なく、なおかつ価値はないものです。このような『〇〇だけど△△』と服の説明をするときに否定語が必ず入ります。
このような服は、③に仕分けてください。処分方法にも違いがあるので、客観的に服の状態を見極めましょう。
①服として機能していない服の処分
ごみとして捨てる
まずはシンプルに捨てるという処分方法があります。ごみとして捨てる方法であり、断捨離の多くはごみとして捨てるものになるでしょう。
ごみとして処分するときの方法は、一般的には『可燃ごみ』として出します。いわゆる『燃えるごみの日』ですね。
生ごみなどと同じ扱いになるので、とくに料金もかかりません。半透明の袋に入れて、ごみ回収日に出しておけば問題ないでしょう。
服の中にはボタンやチャックがついているものもあります。これは『可燃?』『分別?』と悩む人がいますが、服は基本的にはそのままごみにして大丈夫です。
また自治体によって『可燃ごみ』ではなく『資源ごみ』として扱っている場合もあるので、確認してみてください。
資源ごみとは、再資源化が可能なごみのことです。少しでも使える服であれば、世の中の役に立つ服として資源化されます。
資源ごみで出す場合も半透明の袋にまとめて出してください。ただし雨の日の回収はされないので、天気を確認してから出しましょう。
家で焚き火をして服を燃やして処分するのはありなのでしょうか。まず焚き火は、年間でも火事の件数が多いです。
現在では、廃棄物の処理による焚き火は法律でも禁止されています。服を燃やすと罰則が科せられてしまうので、自己処理はやめてください。
【廃棄物の処理と清掃に関する法律】雑則第16条の2 廃棄物は燃やしてはいけない
燃やした場合 五年以下の懲役若しくは千円以下の罰金
服の断捨離と一緒に小物アイテムを処理することもあります。ベルト・バック・靴なども服と共に断捨離するでしょう。
このようなアイテムも可燃ごみに出して良いのかと悩みますよね。ベルト・バック・靴などのアイテムも服と一緒に可燃ごみに出して大丈夫です。
考え方は服と同じですので、各自治体で服のごみの出し方について調べてみましょう。可燃ごみなのか資源ごみなのか確認してみてください。
リメイクする
もし服の一部が破損しているのであれば、リメイクするのも良いでしょう。生地を縫い合わせたり、小さくすることができます。
これにより、使える部分の生地で子供の服を作ることもできるのです。また子供の着せ替え人形用の服などにも活躍します。
ただしリメイクを自分用にするのは、あまりおすすめしません。破損部分を縫い合わせるなどをして、また着ることはしない方が良いでしょう。
服を大切に着るのは良いことですが、リメイクばかりしてしまうと断捨離の意味がなくなります。不要な服に仕分けしているのであれば、自分の服としては手放すべきでしょう。
生地として保管
リメイクをするわけではなく、生地やアイテムとして一部保管しておくのも良いです。裁縫が好きな人であれば、布やボタンなどをよく使いますよね。
服の綺麗な部分や装飾部分をとっておけば、裁縫にも役立てることができます。どうせ捨てるのであれば、必要な部分を切り離して有効活用してください。
これもリメイク同様にあまり保管しすぎてしまうと、物が残ってしまいます。服が断捨離できても、物が減らないと断捨離の効果がありません。
裁縫を頻繁にする人であり、使えるもののみを保管してください。保管していても使わないようなものは、捨てていきましょう。
雑巾にする
着られない服でも、『もったいない精神』が最後まである場合は雑巾にするのも良いです。服をハンドタオルくらいに切って掃除用品と一緒にまとめておきましょう。
雑巾は買うほどのものではないですよね。だからといってタオルを雑巾にするのも、ためらうことが多くあります。
そこで不要な服を雑巾としてストックしておくと、とても便利です。服の生地によっては、掃除に向き不向きがあります。
ジーンズなどは吸収性がないので、拭き取りには向いていません。しかし繊維がしっかりしているので、窓ふきをすると綺麗になります。
ニット系は毛羽立ちがあるので、部屋の拭き取りの使用は避けましょう。ベランダや子供の外遊びのときのアイテムとしてあると使えます。
トレーナーなどの素材であれば、部屋の床拭きにも便利です。洗面台やお風呂場の汚れを拭いて、使い捨てしまうと良いでしょう。
非常用の服
非常用袋に数枚入れておくのも良いです。もちろん断捨離した服を全部非常用として保管しては、断捨離の意味がありません。
断捨離で処分する服の中で、非常時に役立ちそうな服のみです。保温性があったり、着脱しやすいものは誰でも着られるので役立ちます。
いつ何が起こるかわからないので、非常用の服も必要です。家族を守るという意味も込めて、家族1人につき1~2枚ほど用意しておくと良いでしょう。
②自分は着ないけど価値がある服の処分
オークションにかける
価値のある服であれば、オークションにかけるのがおすすめです。代表的なものには、ヤフオクや楽天オークションがあります。
オークションは手間がかかるので面倒に感じることもあるでしょう。ただし想像以上に高値で売れることがあるのが魅力です。
需要と供給がマッチすれば、中古品でも新品に近い売値がつくのです。そのためタンスの肥やしにしておくなら、オークションに出品した方が断然お得だといえるでしょう。
利用するサービスによっても多少の違いはありますが、一番有名なヤフオクを例にして手順を紹介します。オークションに興味のある人は参考にしてください。
②サイトの出品から写真や服の詳細を記載
③配送方法やスタート価格を設定
④出品
⑤落札者が出る
⑥落札者とやり取り
⑦服の梱包
⑧希望の配送方法で発送
⑨受け取り連絡後に落札価格が入金
このような手順です。こうしてみると、やることが多いような気がしますよね。慣れてしまえば、そこまで苦になるような作業はありません。
ただ忙しくて時間がない人には、梱包や発送が手間になることもあるでしょう。丁寧に対応できる人であれば、オークションはおすすめです。
オークションは、同じ服でも出品方法によって価格が大きく変動します。価値のある服でも、適当に出品してしまうと落札されずに終了してしまいます。
まずオークションに出す服は、有名ブランドに限定した方が良いかもしれません。無名の服はほとんど売れ残ってしまいます。売れても数百円なので、手間がかかるだけです。
ブランド服であれば、かなりの高値がつきます。それが美品や限定品の場合は、元値くらいの落札価格になることも多いです。
高く売るコツは『落札者が欲しい情報をすべて入れること』です。落札する人は、実物を見ないまま高いお金を支払うことになります。
その服の状態や色が不明確の場合は、入札する気にならないですよね。具体的に商品のことがわかれば安心して入札することができます。
最初の判断基準は写真です。暗い場所で色味や柄が見えにくい写真は、落札に不安があるのでスルーされてしまいます。
写真は明るい場所で加工せずに、本来の色柄がわかるように撮影しましょう。また正面や後ろ、内側などの細かい部分まで載せるようにしてください。
状態にも服の詳細を細かく明記しましょう。高く売りたいからといって、誤魔化したりするとトラブルのもとになります。
【色】明るいブルー・くすんだネイビーなどわかりやすく
【サイズ】表記されているサイズの他に各丈の長さ
【商品特徴】肌触りや服のポイント
【商品状態】多少の毛羽立ちがありなどマイナス部分も明記する
【着用回数】5回ほど着用なのか、ワンシーズン着用なのか
【定価】購入時の価格
【配送方法】定形外なのか配送料がかかるのか
【設定価格】1,000円スタートなど
詳しい説明があると、落札者は商品の現物がなくても安心できます。手に取れないものを判断してお金を出すので、できるだけわかりやすく欲しい情報を明記してください。
オークションをするときに大切なのは、出品者と落札者の信頼関係です。高く売りたいからといって、服の詳細を曖昧にして出品すると大きなトラブルになります。
顔が見えない相手であり、現物が見られない服です。それを購入してもらうのですから、すべてを正直に明記しましょう。
また配送日や配送方法など、期日や方法も守り相違がないようにしてください。信用の積み重ねで評価を上げることで、落札者も安心して入札してくれるようになるのです。
【思わぬ価格がつく】
【売り手としての楽しさがある】
オークションは、ブランド品などであれば一番高値で売れる方法です。自分の予想額を上回ることもあるので、高価格で売れると快感になります。
いかに良質な商品を高価格で売るのか考えるのは、楽しさにもなるでしょう。せっかく断捨離するのであれば、得をしたいという人にはオークションがおすすめです。
ブランド品でない場合は、落札者が出ないことも多いです。気長に待つのも良いですが、それだと断捨離をしても家に残る状態が続いてしまいます。
ま梱包や発送をすべて個人でおこなうので、面倒に感じる人も多いです。落札者とのトラブルもあるので、しっかり丁寧に時間をかけなくてはいけないのがデメリットでしょう。
フリマアプリで売りに出す
オークションと似ているのですが、もう少しスピーディーに売りたい場合にはフリマアプリが良いです。大きな違いは、価格を決めて売るという点です。
わかりやすくいえば、ネット通販の個人版のようなものですね。気に入ったものを納得した価格であれば即決できます。
オークションのように競り合うことがないので、買い手の負担がありません。フリマという気軽さがあるので、利用者も購入しやすいでしょう。
フリマアプリに出品するのは、ブランド品よりも少し価値が低めのものが良いです。相場を調べて価格を設定しましょう。
有名なところでは、メルカリとラクマです。最近ではオークションで有名なヤフオクもフリマ機能が追加されました。
基本的なコツはオークションと同じです。落札する人が安心できるように商品を丁寧に具体的に明確に紹介します。もちろん写真も重要なので現物がわかるよう撮影してください。
フリマアプリのコツでもあり、難しいところは価格設定です。高すぎては買い手がつきませんし、安すぎても損をしてしまいます。
この需要のバランスをうまく見極めて価格を決めます。まずは類似商品がどれくらいの価格で落札されているか調べてください。
そのうえで商品の状態を加味してプラスマイナス調整します。『自分ならこの商品にどれくらいお金を出せるか』も一つの基準にしましょう。
そして検討した価格の最高額で設定してみましょう。まずは1週間ほど様子をみてください。それで売れれば成功です。値下げ交渉などがきた場合は、一度保留にしておきます。
1週間しても売れ残っていたら、値下げ交渉の額を参考にして価格を下げて再出品してください。再出品は手間なくできるので負担にはなりません。
値下げの目安は500~1,000円ほどくらいです。あまりに安い価格にしても反応がない場合は、売ることを諦めた方が良い商品でしょう。
感覚をつかむと、売れる相場もわかってくるので楽しくなります。即決価格で売ることで、スムーズに取引が進んでいけるのが魅力です。
宅配買取サービスで売る

断捨離で大量の処分服が出た場合は、宅配買取サービスも検討してください。オークションやフリマアプリのように細々とした作業なく、服を売りに出すことができます。
有名なところではCMも流れているブランディアですね。依頼をすると箱が届くので、査定希望の服をまとめて送るだけとなります。
待っていれば査定額が出て、納得する額であれば振り込みしてもらえます。納得いかない場合は返送されます。ここまで無料で簡単に行うことができるのです。
ただし手間がない分、査定額は低めであることを心得ておきましょう。オークションであれば1,000円くらいの価格になるものも半額くらいです。
そのため断捨離で『お金を稼ぎたい』という目的も付加価値にあるのであれば、おすすめできません。面倒でもオークションかフリマアプリで売りましょう。
ただ断捨離で『お金になればラッキー』くらいの気持ちであれば、宅配買取は簡単です。大量の服を一気に査定してくれるので、部屋もスッキリします。
返送まで無料なので、一度査定に出して検討してみるのも良いですね。自分に合った方法でストレスなく処分していきましょう。
【150万人突破】宅配買取ブランディア!(詳細はコチラ)
リサイクルショップに出す
リサイクルに出す場合は、古着屋などの服専門店もしくは中古品全般を置いているお店に持っていきます。断捨離で大量に服の処分が出た場合は、箱にまとめて車で運びましょう。
服の量や店舗にもよりますが、査定は1~3時間ほどで終了します。査定価格は宅配買取サービスよりも、さらに低い場合が多いでしょう。
とくに中古品全般を扱っているお店の場合、服のブランドを把握せず状態だけで査定します。少しでも劣化があれば、100円にも満たないことが多いです。
もしブランドの服が数点あるのであれば、古着屋など服のことに詳しいお店が良いでしょう。それでも高値はつかないことを覚悟した方が良いです。
リサイクルショップに持っていくメリットとしては、手放したいときに素早く売れるということでしょう。その日のうちに査定まで終了するのでスピーディーです。
ただし『1円でもラッキー』と思えるくらいの気持ちでいくようにしてください。査定額は期待通りにいかないことの方が圧倒的だと心得ておきましょう。
物々交換でちょっと新鮮で楽しく処分
あまり聞いたことのない処分方法としては、シェアリングサービスや物々交換があります。最近は物をシェアすることが流行っていきています。
『捨てる』でも『売る』でもなく『シェアする』のです。有名なところでは、衣料を交換する仕組みのxChange(エクスチェンジ)というサービスがあります。
サイト上で日時・場所・アイテムを確認して会場に行き、服をディスプレイするのです。その後今度は自分が欲しい服などを探して持ち帰ります。
ここで点数を申告して相違がないようにするのです。特徴としては服にエピソードを付けることと、ありがとうのメッセージを付けることとなります。
損得というよりも、コミュニケーションの場として楽しむのが目的です。エピソードや出会い、思いやりなど服を通じて広げるような新しいサービスといえます。
せっかく断捨離をしたのだから、新しい自分を発見するという心意気で参加するのも良いでしょう。新しい何かに出会えるかもしれませんね。
◆xChange(エクスチェンジ)の公式サイト
http://letsxchange.jp/
③価値はないけど着用可能な服の処分
寄付する
売るほどの価値はないけれど、服として着用可能なものもあります。リサイクル店で10円になるくらいなら、寄付したいと感じる人もいるのではないでしょうか。
着ない服だから寄付するということに抵抗を感じるかもしれません。それでも喜ぶ人がいることに変わりありません。どんな経緯であっても、行動することに意味があるのです。
ネットで調べると服の寄付を受付している団体やイベントが出てきます。そこに服を持参するか送るかで届けてください。
寄付をする場合、服として問題ないことが最低条件です。ただしあまりに汚れや黄ばみがある場合は、破棄してください。
次の人が問題なく気持ち良く着用できる状態であることを考慮して寄付しましょう。もちろん洗濯済みで綺麗に気持ちを込めてたたむことも忘れないでください。
知人に譲る
それなりに状態が良いのであれば、知人に譲るのも良いでしょう。とくに多いのは、子供服をママ友などに譲るなんて行為はよくありますよね。
大人の場合は、サイズアウトしてしまったら体型が合いそうな人に譲るのも良いでしょう。年齢的に合わなくなったものを若い人に譲るのも良いです。
ただ友人などに服を譲るのは、好みの違いもあるので難しいところもあります。また寄付される行為を良く思わない人も中にはいるでしょう。
できれば身内を中心に需要がありそうであれば、数枚譲るようにしてください。押し付けることはないように気をつけましょう。
販売店で回収してもらう
大手の衣料品店では、回収サービスをしているところも多いです。たとえばユニクロやGUでは、営業時間内であればいつでも回収対応をしています。
回収した服は世界の貧しい国に届けられ、その数は2,000万点以上にもなっているのです。寄付することと同じですが、より身近で気軽にできますね。
またマルイやルミネでは、下取りサービスを実施しています。ポイントやクーポンがもらえることもあるので、活用してみましょう。
楽しく断捨離しよう!
断捨離の服の処分といえば、捨てることしか頭にない人も多いでしょう。だからこそ、もったいないという感覚が先行してしまうのです。
しかし断捨離の服の処分には、もったいないどころか得をする方法も多数あります。服の状態を見て賢く処分をすることで、自分にも服にもメリットしかないのです。
捨てるだけではない処分方法で、楽しく断捨離を進めていきましょう。気持ちのいい処分をすることで、断捨離がもたらす効果も大きくなります。ぜひ参考にしてください。
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